電験三種の全ての受験生を絶対応援宣言
全国の電験男子・電験女子の皆さん、こんにちは!
電験三種(第三種電気主任技術者試験)は、電気に関する資格試験の中でも難易度が高い部類に入ります。しかし、基礎からしっかりと学べば、初心者でも合格することは十分可能です。
本記事では、初心者が電験三種の勉強を効果的に進めるための具体的な方法をノウセンちゃん(能センゆるキャラ)がわかりやすくお伝えいたします。

第三種電気主任技術者とは
近年非常に人気のある国家資格です!
電験三種とは、正式名称「第三種電気主任技術者」といいます。 3種類ある電気主任技術者試験(電験)のうち、第三種という区分に該当する試験で第三種の資格そのものを指す場合もあります。電験三種は電気主任技術者の入門編に当たる資格です。
仕事のニーズが高く就職や転職でも有利になるため、人気がある資格になります。
この資格を持っていれば電気のスペシャリストとして大変重宝されます。 頑張って取得しましょう!

電験三種の難易度は?
第三種電気主任技術者の試験難易度ですが、かなり難しい資格になります。難易度★★★★
毎年全科目合格率が約10%前後で他の国家資格と比較しても難易度が高めの資格と言えます。
受験者10人につき1人程度しか合格できない難関な資格になります。
多くの受験生が科目別合格制度を使って合格を目指しています。
科目別合格制度(科目合格留保制度)
電験三種の試験は科目ごとに合格不合格が決まり、4科目すべてに合格すれば第三種電気主任技術者の免状が交付されます。また、4科目中、一部の科目だけ合格した場合は、「科目合格」となり、最初に合格した試験以降、その申請により最大で連続して5回まで当該科目の試験が免除されます。難易度が高くても合格は目指せます!

だからやりきれる!だから合格できるのだ!
電験三種の勉強時間は?
電験三種の合格に必要な勉強時間 約1,000 時間
勉強時間は個人の前提知識や学習スピードによって異なりますが、全科目合格するには通常は約1000時間の学習が必要とされています。
例えば、毎日3時間ずつ勉強すれば、約9ヶ月から1年かかるでしょう。
ただし、1000時間は目安であり自身の進捗状況や理解度に合わせて柔軟にスケジュールを調整することが重要です。
また、定期的な復習や自己評価も忘れずに行い、学習効果を高めることを意識しましょう。特に理系の科目が多いため理系出身かどうかや、計算問題の得意不得意も影響を与えます。

勉強時間1000時間は、あくまで目安なのでもっと短期間で合格する方もいっぱいいるのだ!
電験三種の勉強方法は?
電験三種の勉強方法は、最初に理論、電力または機械、法規の順番で進めると効果的です。初心者の方は基礎数学(電気数学)から始めることが重要です。
まずは礎となる理論を理解し、その後に電力や機械といった実践的な科目を習得します。
電力と機械はどちらから先に学んでも問題ありません。 法規はそれまで勉強してきた科目の集大成として考えましょう。
電気工学や電力系統に関する基本的な知識を得るために、教科書や参考書、オンライン学習、講習会を利用することをおすすめします。
① 試験範囲の確認: 受験要項や過去の試験問題を調べ、出題範囲や試験形式を把握
② 教科書や参考書の学習: 電気工学や電力系統に関する基礎知識を身につけるため、教科書や参考書を順番に学習
③ 過去の試験問題の解答: 過去の試験問題を解くことで、実際の試験形式や問題の傾向を把握し、対策を練ることができます
④ 模擬試験の受験: 本番の試験に近い環境で、模擬試験を受けることで実践力を養います
また、独学の方は講習会やオンライン講座に参加することも有益です。他の受験生と情報交換や質問をすることで学習の効率が上がるでしょう。
最終的には、自身の学習スタイルやペースに合わせて計画を立て、着実に進めることが重要です。
また、継続的な努力と忍耐力を持ちながら定期的に自己評価を行い、必要な修正を加えることも大切です。

電験三種の勉強は『これだけやったからもう大丈夫!』というのがなく、
1問でも多く問題を解くことが非常に重要なのだ!
科目別の勉強方法
①理論
電験三種の理論では、直流回路、交流回路、静電気、電磁力についての基本的な理解が求められます。出題範囲が広く、計算問題が多いです。ここを突破できるかどうかが、電験三種合格への重要なポイントとなります。これまでの試験では、計算問題が全体の半分以上を占めているので、計算問題に焦点を当てて効果的に学習していきましょう。計算問題は、問題集などを駆使して過去の問題を反復的に解くことで慣れていくことが大切です。適切な参考書の選択には、豊富な過去問や演習問題が含まれているものを選び、正解に達するまで何度も取り組みます。間違えた場合は、間違えた原因を明確にし、次に似たような問題が出たときには間違えずに解くことを目指しましょう。

計算問題をひたすら解き続けることが合格への近道なのだ!
②電力
電験三種の電力は、発電、送電、配電の問題が大半であり、具体的には発電所から電力が届けられる過程について出題されます。電力は計算問題も4~5割程度ありますが、理論に比べると易しいので、理論をある程度理解していれば短時間で知識が身につけられるでしょう。残りの5割は正誤判定問題と穴埋めの文章問題であり、電力の仕組みや設備の違いなどを正確に理解しておく必要があります。計算問題に重点を置くことも必要ですが、電力の知識は実務でも大いに生かせる内容であり、計算問題以外にも注力することは非常に大切です。文章問題は計算問題と比較すると難易度が高いという声も多いことから、文章問題での得点に頼らずにバランスよく勉強することが大切です。
③機械
電験三種の機械は、回転機の難解な部分もあり、理解するのに時間が掛かる場合があります。機械は、変圧器、誘導機、直流機、同期機の分野から約5割出題されます。加えて、電動機、照明・電熱・電気化学、自動制御などについても理解を深めることが必要。実務的な内容が多いため、実務経験がある人にとっては比較的わかりやすいかもしれません。一方、実務経験がない場合は、機械に関して基礎から勉強することになり、相応の時間がかかると思います。有効な対策としては、過去問を繰り返し解くことです。問題の構成上、上記の機械についての知識を万全にしておくことで科目合格を狙えます。一度に手をつけず、機械の分野ごとに勉強のスケジュールを立て、少しずつ確実に知識を身につけていきましょう。
④法規
電験三種の法規は、電気に関する法律問題が問われる分野です。電気関係法令・電気設備技術基準とその解釈・電気施設管理に大きく分類されます。法規は理論、電力、機械と密接に関係しており、効率よく学習するには法規を最後に勉強するのが効果的です。法規のおもな勉強方法は暗記です。電気事業法、電気工事士法、電気設備に関する技術基準などの法令について出題されます。一番出題されるのは電気設備に関する技術基準を定める省令とその解釈です。但し、計算問題も出題されるので、過去問等で日々の計算力を養っておく必要があります。

【番外編】受験直前の勉強方法
電験三種の資格以外にも世の中数々の資格があります。
施工管理技士、電気工事士、給水装置工事主任技術者、建築士、税理士、、、etc
試験直前になりますと気持ちだけが焦って「この時期に何をやれば良いのか分からない?」という方が多いのではないでしょうか?
たかが1週間、されど1週間。今回は試験直前1週間をどう過ごせばいいのか?
電験三種の試験に限らず、各種試験前の過ごし方をこちらでご紹介させていただきます。
1. 過去問題を徹底的に解く!
できれば過去5年分の問題。時間がない方は過去3年分。ひたすら問題を解いて精度とスピードを上げて下さい!解けば解くほどあなたの脳は最適化されて問題を解く能力が上がって行きます。これはどの資格、どの科目にも当てはまります!
2. テキストの分からない範囲は捨てる!
試験直前はもう仕上げの段階です。テキスト等で、全く分からない範囲があればそこは捨てて、勉強する範囲を絞って、分かりそうなところ、分かるところを徹底的に仕上げて下さい。点数の取れるところを絶対に取りに行く姿勢が大切です。6割以上の点数が取れれば合格できる資格がほどんどです。
3. 絶対に体調を崩さない!
人は体の調子が悪くなると集中力や記憶力、理解力が落ちて行きます。そうなると勉強の効率が落ちて行きます。せっかく勉強したのに試験当日ダウンしてしまっては元も子もありません。しっかりとした食事🍙・睡眠😴をとって健康的な生活を送って下さい。
食事に関しては記憶力アップに繋がる食事をオススメします
【記憶力の向上に繋がるおすすめの食べ物】
バナナ、豚肉、うなぎ、大豆、サバ、チョコレート、しじみ、赤貝、いくら、肝臓(牛、鶏、豚)桜海老(素干し)、パルメザンチーズ、ごま、干しひじきなど。
4. 単語、用語の暗記物の総仕上げ!!
重要な単語、用語は試験直前できれば毎日何度も繰り返して記憶に刷り込んで下さい。特に漢字の間違えや読み間違えのない様にして下さい。これは毎日です!!覚えられない様な長い単語(用語)はもう捨てて下さい。
5. とにかく勉強する!
最近よく言われていますが、「やる気スイッチ」というのはありません。受かりたかったら兎に角【勉強】する事です。【勉強】という行動を取る事が合格への道です。それしかないです。やる気がなくても行動あるのみです!
6. 秘密兵器を使う!
秘密兵器と言えば、能センの受験対策講座をオススメします。
オンライン講座ですと試験直前でも申込みができ、試験当日まで勉強することができます。
ポイントを絞った合格するための内容になっております。

その他
おすすめの参考書

電験三種の学習に最適なのは、能セン講座で使用されている合格に特化したオリジナルテキスト(参考書)です。科目ごとに分かれ、基礎講座用のテキストも用意されています。
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情報収集におすすめのSNSアカウント
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こどもの未来応援基金への寄付
子供たちが夢と希望を持って働ける世の中へ!
能センでは受講生1名につき100円を「こどもの未来応援基金」へ寄付をいたします。
こどもの未来応援基金 は、こどもの貧困対策を進めるための官民連携プロジェクトのひとつとして、2015年に創設されました。

皆様が一日でも早く資格を取得できる日を楽しみにしております。
能セン事務局 一同